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環境ニュース[海外]

気候エネルギーソリューションセンター等、EV充電設備導入は小売店に収益機会をもたらすと報告

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2020.06.15 【情報源】国際機関/2020.05.27 発表

 気候エネルギーソリューションセンター(C2ES)は全米小売業リーダーズ協会(RILA)等との連携の下、小売店舗での電気自動車(EV)充電設備の普及戦略に関する2件の報告書を公表した。これらの機関は戦略的パートナーシップを構築し、EV充電設備の設計・設置・運営の重要課題を調査した。
 電気事業者や充電サービス事業者等との面接に基づくC2ESの分析では、1)EV充電設備の設計・設置・運用の際、主な利害関係者(地域の電気事業者、充電サービス事業者、顧客等)の参加が必要であり、2)料金体系の最適化により充電設備の収益性を最大化できるという。
 また、別の概要報告では、充電サービス事業者が展開している共通のビジネスモデルを調査し、充電設備設置者の可能な財政シナリオを分析。これによると、米国の公共の充電設備はEV乗用車市場の拡大に対応できず、この差はEV価格の下落と新市場参入に伴い拡大するとみられるが、小売店は店舗立地に充電設備を設置することでその差を埋める独自の立場にあり、様々な利益(充電設備の利用による直接収益、売上増、企業ブランディングの向上等)を得ることも可能だという。
【気候エネルギーソリューションセンター】

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