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環境ニュース[国内]

2000年のCO2排出量は微増

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】/2001.02.07 発表

 ドイツ連邦環境大臣は、2月7日、ドイツ国内の昨年のCO2排出量につき、0.2パーセント分(約150万トン)の増加という暫定的な調査結果を内閣に報告した。
 90年代のドイツでは、CO2の年間排出量の微増は何度か経験したが、昨年のように、エネルギー部門の排出量が、絶対的に増加したのは1990年以降ではじめてのことだった。原因は、 近時、二つの褐炭発電所が操業を開始し、他方で、非効率的な古い発電施設も操業しつづけていて、褐炭や黒炭の利用量が増大したためとされている。
 政府のエネルギー転換政策によって実現したCO2排出量の削減が、古い発電施設によって台無しにされるのは適当ではなく、エネルギー分野において、コージェネレーション(Kfart-Waerme-Kopplung)を迅速に拡充させる必要があると、連邦環境大臣は強調している。【ドイツ連邦環境省】

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