原研東海研究所、研究用原子炉を手動停止　制御棒駆動用電気回路が故障

平成１７年４月１０日午後８時１５分、茨城県東海村にある日本原子力研究所東海研究所の研究用原子炉「ＪＲＲ－３」で、６本の制御棒のうち１本の制御棒駆動用電気回路の故障を示す信号が発信された。
　これを受け原研は、誤作動の確認、装置点検、調整を行っていたが、信号のリセットが出来ないことが確認されたため、１１日正午頃から原子炉を手動停止。原因究明にあたることにした。
　なお今回の手動停止による環境への影響はなく、従業員の被ばくもないという。【文部科学省】