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環境ニュース[国内]

住宅の省エネリフォーム「実施で満足」88.6% ネットアンケートの結果

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2005.04.18 【情報源】経済産業省/2005.04.15 発表

 経済産業省は平成17年4月5日までに、消費者に対して行った、住宅の省エネリフォームと防犯リフォームに関するアンケート調査の結果をまとめ、公表した。
 このアンケート調査はインターネット上の総合情報サイト「goo」のリサーチ登録モニターを対象に、インターネット上で行われたもの。16年12月に持ち家居住者を対象に、住宅のリフォーム経験者を抽出するための予備調査を行い、17年1月にリフォーム経験者を対象にした本調査を行った。
 その結果としては、リフォーム経験者が持ち家居住者の36%にのぼった一方で、防犯リフォーム実施経験者は持ち家居住者全体の4%、省エネリフォーム実施経験者は同1%、防犯+省エネリフォーム実施経験者は同1%と少ないことが明らかになった。
 省エネリフォームと防犯リフォーム実施者のうち、窓のリフォーム実施率は防犯リフォームで49%、省エネリフォームで45%と比較的高く、その内容は防犯リフォームの場合は「防犯フィルム貼り付け(窓の防犯リフォーム実施者の57.1%)、省エネリフォームの場合は「複層ガラス化(窓の省エネリフォーム実施者の53.3%)」が最も多かった。
 平均経費は省エネリフォームで141.6万円、防犯リフォームで16.9万円だが、リフォームの満足度は省エネリフォーム88.6%、防犯リフォーム85.3%とともに非常に高かった。
 なおリフォームのきっかけとして多かった要因は、省エネリフォームでは「快適性向上(66.8%)」と「冷暖房費用削減(52.3%)」、防犯リフォームでは「治安悪化に関する報道(54.9%)」と「近所の家での被害(37.9%)」。
 このため、調査は「省エネリフォーム普及にあたっては、リフォームによる快適性向上効果と冷暖房費用削減効果を具体的に示すことが有効」と分析している。【経済産業省】

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