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環境ニュース[海外]

EPA 「世界ぜんそくの日」に、ぜんそく誘発要因の管理に関する取組みを実施

健康・化学物質 公害予防/被害】 【掲載日】2005.05.19 【情報源】アメリカ/2005.05.03 発表

 EPAは、「世界ぜんそくの日」にあたる5月3日、環境中のぜんそくの誘発要因に関する全国レベルの初めての意識調査の結果を公表した。これによると、ぜんそくの誘発要因(受動喫煙、ゴキブリ、チリダニ、カビ、オゾン)への曝露を減らすための簡単な方法を講じている者は、ぜんそく罹患者の30%に満たないことが明らかとなった。
 また、EPAは同日、以下のことを行った。
●「ぜんそく管理における全国環境リーダーシップ賞」を初めて贈呈。この賞は、環境中のぜんそく誘発要因の管理に関する教育、サービスを患者に提供することで、最先端のぜんそくケアを行っている機関を表彰するプログラムであり、今回は、バージニア州南東部のオプティマ・ヘルス・プランと、ミズーリ州カンザスシティのマーシー小児病院クリニックに贈られた。
●公共広告キャンペーンの開始。アド・カウンシルの協力により、テレビや新聞などを通じて、家庭やデイケア、学校にあるぜんそく誘発要因を減らすために親が講じることのできる簡単な方法を紹介する。これは2001年3月に開始された小児ぜんそくキャンペーンの第3期の活動として行われる。
この広告では、電話(1-866-662-8822)、またはインターネット(関連情報参照)で、詳細な情報を得るよう親に呼びかけている。
●「ぜんそく研究の主たる結果に関する報告書」の公表。過去5年間のぜんそく研究により得られた成果と、今後の調査の方向の概要が記されている。【EPA】

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