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環境ニュース[国内]

15年度集計結果を踏まえたPRTRデータ活用ガイドブック作成

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2005.06.10 【情報源】環境省/2005.06.10 発表

 環境省はPRTRデータの第3回目の集計結果である平成15年度集計データを踏まえ、PRTRデータについてわかりやすく解説したガイドブック「PRTRデータを読み解くための市民ガイドブック〜平成15年度集計結果から」を作成した。
 PRTR制度では、化学物質の人の健康や生態系への影響(環境リスク)についての情報を、行政・事業者・市民・NGOなどすべての利害関係者に共有可能にし、これらの利害関係者が対等な立場で化学物質対策の議論を行うことを想定している。このた、市民がPRTRを理解し、データを主体的に活用できるような環境づくりは重要な課題だ。
 このガイドブックは「私たちの暮らしと化学物質」、「PRTRとは」、「PRTRデータを入手する」、「PRTRデータを見る」、「PRTRデータを利用する」、「化学物質による環境汚染を減らすために」、「もっと知りたい時には」の7章で構成されており、全体を読むとPRTRについて一通り理解できるようになっている。
 内容は環境省ホームページから電子ファイルで提供するほか、各都道府県のPRTR担当課室などで冊子版の入手が可能。冊子版は環境省環境保健部環境安全課PRTR担当(〒100−8975東京都千代田区霞ヶ関1−2−2)あてに郵送で申し込むこともできる。郵送での申込みには必要な切手(1冊の場合290円分)を貼りつけたA4版以上の返信用封筒を同封することが必要。【環境省】

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