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環境ニュース[国内]

中西部太平洋まぐろ類委員会第2回年次会合に向け、2つの協議が東京で開催

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.09.13 【情報源】水産庁/2005.09.12 発表

 2005年9月6・7日の両日、東京で中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)に関する日本と南太平洋フォーラム漁業機関(FFA)の協議が開催され、続く9月8・9日に同じく東京で、WCPFC非公式協議が開催された。
 WCPFCはこれまでかつお・まぐろ類の国際管理の空白水域となっていた中西部太平洋で、その資源管理を担うことを目的に設立された委員会。04年6月に設立のための条約が発効し、同年12月に第1回年次会合が開催された。
 またFFAは太平洋島嶼国など加盟国の漁業問題に関する地域協力・調整などを目標として1979年に設立された組織。
 今回の日・FFA協議には日本政府のほか、FFA加盟の17か国・地域とFFA事務局が出席。日本とFFA諸国との協力関係について評価を実施したほか、WCPFCに関連する事項、今後の漁業協力などを議論するため、日・FFA間で年1回程度協議を開催することに合意した。
 また、WCPFC非公式協議には、FFA加盟国・地域のほか、日、米、中、韓、ECなど計23か国・地域、WCPFC事務局、FFA事務局が参加。
 WCPFC科学委員会の結果が報告されるとともに、05年12月に開催予定のWCPFC第2回年次会合に向けた意見交換が実施実施された。
 意見交換では日本は過去の決議に反した台湾のまき網漁船、はえ縄漁船の増大問題を早急に解決すべきと指摘。その結果、第2回年次会合の前に、決議に反して過剰な漁獲能力を発生させたメンバー国には漁獲能力削減必要を促すことを確認した。【水産庁】
 

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