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環境ニュース[国内]

大型クラゲ出現量、長崎県から山口県にかけては減少傾向に

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.11.07 【情報源】水産庁/2005.11.04 発表

 水産庁は平成17年10月22日から11月3日までの日本沿岸の大型クラゲの出現状況をまとめ、公表した。
 日本沿岸では14年以降毎年、日本海を中心に大型クラゲが大量出現し漁業被害が発生しているが、17年は長崎県対馬沖への出現が7月8日と16年度と比較して1か月ほど早かったほか、はじめて太平洋側でも出現が確認されている。
 今回の公表内容によると、大型クラゲは九州から北海道にかけての日本海側全域に加え、北海道のオホーツク海沿岸、津軽海峡を通過した北海道・襟裳岬付近や福島県沖で出現。また瀬戸内海や太平洋の四国沖、紀伊半島、東海地方、関東地方など日本列島の広い範囲で確認されたという。
 なお出現量は長崎県から山口県にかけては減少傾向にあるものの、島根県、青森県、北海道南部、岩手県の定置網では、1回の網揚げで数百から数千個体が入網しているという報告が多数よせられた。これらの地域では漁撈作業遅延、漁獲物の鮮度低下といった操業上の支障が発生している。【水産庁】

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