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環境ニュース[国内]

22年度に12年度より39%削減 21業界団体のVOC排出抑制自主行動計画

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2005.12.01 【情報源】経済産業省/2005.11.30 発表

 経済産業省は揮発性有機化合物(VOC)の排出抑制に関する業界団体の自主行動計画をとりまとめ、平成17年11月30日開催の産業構造審議会産業環境リスク対策合同ワーキンググループに報告した。
 大気汚染の原因物質の1つであるVOCについては、17年6月1日に一部施行された改正・大気汚染防止法の中で、規制と事業者の自主的取組みを組合せ、効果的な排出抑制を行うとの方針が盛り込まれており、経産省は業界ごとの事業者の自主的取組み方針を示す業界団体の「自主行動計画」の信頼性を確保するため、産構審でこれをチェック・評価するとしていた。
 とりまとめ結果によると、これまでに21の業界団体から18件の自主行動計画が同省に提出され、各業界団体の傘下でVOCの排出抑制に関する取組みに参加している事業者数は計1,176社。
 排出量は、各行動計画が基準年とする12年度で28万トン、直近のデータである16年度で21万トンあるが、18計画のVOC排出量の目標が全て達成された場合には、20年度で19万トン(基準年比32%減)、22年度で17万トン(基準年比39%減)になる見込み。
 また、今後9つの業界団体が自主行動計画の提出を予定しているという。【経済産業省】

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