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環境ニュース[国内]

大型クラゲの出現・分布の情報交換を日中韓が実施へ 第2回国際共同ワークショップの成果

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.12.20 【情報源】水産庁/2005.12.19 発表

 2005年12月15・16日の両日、中国・上海市の中国水産科学院東海水産研究所で、大型クラゲに関する第2回日中韓国際共同ワークショップが開催された。
 日本沿岸では02年以降、毎年、日本海を中心に大型クラゲが大量出現し漁業被害が発生している。
 今回のワークショップは04年2月に神奈川県横浜市で開催された第1回ワークショップに続くもの。
 大型クラゲの発生状況や生態、発生原因、利用加工技術、対策漁具などについて日中韓の研究者らが研究成果の発表を行い、特に発生地については中国側が黄海の比較的水深の深い場所であると報告した。
 日本は、大型クラゲの出現・分布状況について日中韓の間で定期的に情報交換を行うこと、東シナ海海域で日中韓が共同調査を行うことを提案。情報交換については各国の賛同を得たほか、共同調査についても、今後外交ルートを通じて手続を進めることになった。
 また、このワークショップも今後、定期的に継続開催することが合意された。【水産庁】

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