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環境ニュース[国内]

光る組換えメダカの不法輸入 販売店などに再発防止徹底を指導

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2006.03.10 【情報源】環境省/2006.03.10 発表

 日本で「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(カルタヘナ法)」による使用承認を受けていない組換えメダカが違法であることが認識されないまま、国内の複数小売店で販売されていた件について、環境省と農林水産省は販売を行った卸業者と小売店に対し、2006年3月10日までに、カルタヘナ法を遵守し、再発防止を徹底するよう文書で指導をした。
 このメダカは、「光るメダカ」として台湾で観賞用に開発された組換えメダカで、クラゲの遺伝子が導入されており、黄緑色の蛍光色を発する。
 06年1月に国内で販売されていたことが発覚。06年3月までに卸業者1軒が台湾から約1,400匹を輸入し、うち1,000匹が小売店18軒に販売されたことが把握されている。
 今回の指導は、販売を行った卸業者・小売店らから、(1)このメダカが組換え生物であり、法規制対象であることを知らずに販売した、(2)販売済みのメダカについては現在、店頭回収を進めている、(3)カルタヘナ法の内容を理解し、今後は購入・販売時に合法性を確認する−−などの内容を示す、原因究明と再発防止に関する報告が提出されたことを受けたもの。 なお、小売店に出荷された1,000匹のうち約500匹の回収または死亡が3月10日までに確認されている。【環境省】

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