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環境ニュース[国内]

野生生物を継続観察している人募集! 内分泌かく乱物質の影響情報収集めざし

健康・化学物質 環境ホルモン】 【掲載日】2006.05.22 【情報源】環境省/2006.05.22 発表

 環境省は内分泌かく乱物質に関する取組みの新方針「ExTEND 2005」にもとづく取組みの一環として、2006年8月26日10時30分から15時30分まで、東京・表参道の環境パートナーシップオフィス会議室で、「06年度 生態系を理解するための野生生物の知見全国大会」を開催することにした。
 「ExTEND 2005」は1998年5月に策定し、00年11月に追加・修正を行った「環境ホルモン戦略計画SPEED’98」に最新の科学的知見を反映させたもので、05年3月14日に公表された。
 今後の取組みの柱として、(1)生態系への影響を調べるための野生生物の観察の推進、(2)生態系やヒトの健康への影響を捉えるための環境中濃度の実態把握や暴露状況の把握、(3)内分泌かく乱作用のメカニズムを解明するための個体レベルと細胞・分子レベルの変化の把握と、両者の関連性の調査、(4)生態系への影響を中心とした評価手法の確立と試験の実施、(5)総合的なリスク評価の実施、(6)将来的なリスク管理検討が可能な体制づくり、(7)正確な情報提供とリスクコミュニケーションの推進−−の7点を示しており、今回の「全国大会」はこのうち、野生生物の観察推進についての取組み。
 なお開催にあたっては、身近な野生生物を継続観察している人を広く募集し、大会での報告者25名を決める方針。
 応募は継続的に行った野生生物の定点観察について活動報告が可能な人ならば、自薦他薦は問わない。また生物の種も問わないが、植物は対象外。応募時には、観察者または推薦者の連絡先(住所、氏名、年齢、電話番号)と野生生物観察の概要を200文字程度にまとめたものを06年6月5日までにメールかFAXで送付する必要がある。
 宛先は環境省環境保健部環境安全課担当:木山(住所:〒100−8975東京都千代田区霞が関1−2−2、FAX番号:03−3580−3596、メールアドレス:ehs@env.go.jp)。【環境省】

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