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環境ニュース[国内]

中環審、アベサンショウウオ生息地保護区指定案などの妥当性答申

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2006.05.31 【情報源】環境省/2006.05.31 発表

 中央環境審議会は野生生物部会での審議に基づき、2006年5月31日に「善王寺長岡(ぜんのうじながおか)アベサンショウウオ生息地保護区(注1)」・「同区管理地区」指定案、「アカガシラカラスバト・アホウドリ保護増殖事業計画」案を、環境大臣の諮問した内容で差し支えないとする答申を行った。
 「善王寺長岡アベサンショウウオ生息地保護区」・「同区管理地区」指定案は、京都府京丹後市大宮町善王寺と峰山町長岡の一部を、国内希少野生動植物であるアベサンショウウオの新たな生息地保護区として指定するとともに、保護区の一部を同区管理地区として指定するもの。
 また、「アカガシラカラスバト・アホウドリ保護増殖事業計画」案は「種の保存法」で国内希少野生動植物種に指定されているアカガシラカラスバトとアホウドリについて「保護増殖事業計画」を策定したもの。
 今回答申された内容も含めると、保護増殖事業計画策定種は38種(注2)、生息地保護区は計9か所にのぼることになる。
 また、これらと同時に諮問された「鳥獣保護事業を実施するための基本指針」に関しては、今後「鳥獣保護管理小委員会」で具体的な検討を行うことが決定された。

(注1)「生息地保護区」とは「種の保存法」に基づき、国内希少野生動植物の保存のために必要があると認められた区域のことで、特に必要がある場合は、管理地区や管理地区内の立入制限地区を指定することができる。
(注2)アホウドリ保護増殖事業計画は5年に策定した現計画を廃止し、新たに策定し直すもの。【環境省】

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