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環境ニュース[国内]

多媒体モデルを使ったPOPs同定手法についてワークショップ開催へ

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2006.06.09 【情報源】国立環境研究所/2006.06.08 発表

 独立行政法人国立環境研究所と環境省は、環境中の化学物質濃度を推定するコンピュータモデルのうち、大気、水、土壌など複数媒体間の挙動を推定する「多媒体モデル」を使って残留性有機汚染物質(POPs)を同定する応用手法を紹介するワークショップを、2006年6月27・28日の両日、つくば国際会議場(茨城県つくば市)で開催する。
 現在、POPsの長距離移動性や環境中での総括残留性を複数媒体間の動態の中で評価するために、さまざまな「多媒体モデル」の開発が進んでいるが、今回のワークショップでは、OECD専門家会合が02年から取り組んできた「多媒体モデル」のPOPs同定への応用手法と実際の応用について紹介するとともに、今後の研究の方向性を討議することを目的としている。
 この分野の第一人者であるシェリンガー・スイス連邦工科大学教授、トロント大学のWania教授らによる講演のほか、OECD専門家会合が開発した長距離移動性・残留性評価多媒体モデル「総括残留性・長距離移動性評価ソフトウエアツール」の実演、実習がプログラムとして予定されている。
 なお主な講演は英語で行われるが、議論には日本語での参加が可能。参加費は無料だが、参加には事前登録が必要。参加登録の問い合わせ先は 独立行政法人国立環境研究所環境リスク研究センター(担当:鈴木、今泉、強口、住所:305−8506茨城県つくば市小野川16−2、電話番号:029−850−2331、FAX番号:029−850−2920、電子メールアドレス:imaizumi@nies.go.jp、nsuzuki@nies.go.jp)。【国立環境研究所】

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