都市再生プロジェクト事業推進費などによる１８年度調査内容を決定

【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2006.06.27 【情報源】国土交通省／2006.06.27 発表

　平成１８年６月２７日、都市再生プロジェクトの推進を目的とした経費「都市再生プロジェクト事業推進費」や「都市再生プロジェクト推進調査費」で、１８年度に１５９件の「全国都市再生モデル調査」と９件の「一般調査」が実施されることが決まった。
　このうち「全国都市再生モデル調査」は１７年４月３日から５月１２日まで、全国の自治体やＮＰＯを対象に、調査対象となる都市再生活動を募集していたもので、今回は期間中に応募された５４１件の提案の中から、都市再生本部事務局が先進的な活動１５９件を選定したもの。
　環境関連の調査としては、ＮＰＯ法人とんぼエコオフィスによる千葉県船橋市での「生きものよろこぶ甘い水作戦〜海老川あっぷで三番瀬＆東京湾再生を」、ＮＰＯ法人住まいみまもりたいによる、大阪府大東市での｢あなたのゴミほんまにゴミ？地域の資源やで　資源として使える物の調査」、ＮＰＯ法人森のバイオマス研究会による広島県庄原市での「木質バイオマスを用いた資源循環型の都市づくりと観光資源の創出」などが含まれている。
　また環境関連以外にも防災や国際化などさまざまな活動が含まれている。
　一方「一般調査」のうち環境関連のものとしては、「多様な主体・計画の連携による閉鎖性水域の再生方策検討調査」、「底質ダイオキシン類対策検討調査」、「建設発生木材等のリサイクル促進方策検討調査」が予定されている。
　予算の総計は「全国都市再生モデル調査」が約９億９，８５４万円、「一般調査」が約８億９，１５５万円。【国土交通省】