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環境ニュース[国内]

17年度環境省政策評価案概要版への意見募集開始

環境行政 行政資料】 【掲載日】2006.06.30 【情報源】環境省/2006.06.30 発表

 環境省は平成17年度の同省政策評価案概要版をまとめ、この内容について18年7月13日まで意見募集を行うことにした。
 政策評価は国民の立場に立った質の高い政策を進めるために13年度から中央官庁に導入された制度で、14年4月からは「行政機関が行う政策の評価に関する法律(行政評価法)」に基づき、評価が進められている。
 今回公表された環境省の政策評価案は「行政評価法」に基づき17年度までに同省が実施した42施策(重点評価施策9、その他33)について事後評価を行ったもの。42施策それぞれについて施策の目標、予算額、目標に対する総合的な評価結果、課題、今後の取組み内容が示されている。
 たとえば温暖化対策については、「2008年から2012年までの5年間の温室効果ガス平均総排出量を、11億6,300万トンにする」という「京都議定書目標達成計画」にもとづく目標値を設定。
 総排出量実績値の最新データである16年度総排出量が13億5,500万トン(二酸化炭素換算)となったため、「京都議定書の約束達成は容易ではなく、達成のためには対策の加速化が必要」との評価が示された。
 また、(1)京都議定書の約束達成の可能性検証、(2)二酸化炭素排出量が増加している業務・家庭部門の取組強化、(3)京都議定書に規定されていない2013年以降の枠組み構築−−が課題として指摘され、これらの課題に対応した今後の取組み内容としては、(一)温暖化対策の進捗状況点検とその結果にもとづく施策強化、(二)19年度の京都議定書目標達成計画見直し、(三)2013年以降の枠組みの構築に向けた交渉推進−−が示されている。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。宛先は環境省大臣官房政策評価広報課内政策評価担当(住所:〒100−8975東京都千代田区霞ヶ関1−2−2、FAX番号:03−3591−5939、電子メールアドレス:kanbo-seisaku@env.go.jp)。【環境省】

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