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環境ニュース[国内]

「NOWPAP地域油流出緊急時計画」地理的対象範囲を拡大 サハリンプロジェクトへの対応で

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2006.06.30 【情報源】国土交通省/2006.06.30 発表

 北西太平洋地域海行動計画(NOWPAP)(注1)メンバー国間である日中韓ロ4か国で、大規模な油汚染が発生した際の協力関係を定めた「NOWPAP地域油流出緊急時計画」が、2006年7月1日から改正される。
 改正内容は、「サハリン石油・天然ガス開発プロジェクト(サハリンプロジェクト)」の鉱区があるサハリン東部沿岸まで「計画」の地理的対象範囲を拡大するもの。同プロジェクトの進展に伴い、大規模な油汚染事件発生の可能性が考えられることに対する措置だ。
 改正内容については、05年11月に開催された第10回NOWPAP政府間会合で関係国の合意が得られていたが、06年7月1日を発効日とすることについては、06年6月5日〜7日に開催された、第9回NOWPAP MERRACフォーカルポイント会合(注2)時に合意された。

(注1)NOWPAPは国連環境計画(UNEP)が提唱した地域海行動計画の1つで、日本海・黄海の環境保全を目的として1994年に日中韓ロの4か国により発足。環境モニタリングプログラムの作成、海洋汚染に対する地域協力の推進を内容としている。
(注2)NOWPAPの枠組みにもとづく油流出事故対応に関するメンバー国間の協力事業を議論する会合。【国土交通省,海上保安庁】

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