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環境ニュース[国内]

茨城県神栖市の有機ヒ素化合物汚染源究明調査 汚染地下水処理プラントの解体・撤去工事の騒音対策を公表

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2006.07.11 【情報源】環境省/2006.07.10 発表

 茨城県神栖市の井戸水が有機ヒ素化合物・ジフェニルアルシン酸に汚染されていた問題に関連して、汚染源究明のための掘削調査を行っている環境省は、この中の揚水調査が終了したことに伴い、調査に使用した汚染地下水処理プラントの解体・撤去工事についての騒音対策をまとめ、平成18年7月10日に公表した。
 対策は、「工事敷地境界では騒音規制法に基づく基準、住宅との敷地境界では、その地域の環境基準を超えないよう作業する」という方針にもとづき、汚染地下水処理プラントの解体・撤去工事については、(1)高騒音が懸念される掘削岩機などによる作業の禁止、(2)低騒音・低振動型の作業用機械採用−−に取組むとしたほか、みつかった汚染土壌の容器詰め工事についても、(3)低騒音・低振動型の作業用機械採用、(4)二重扉で密閉した掘削テント内での容器詰め作業の実施−−を行うとした。さらに保管テントの解体・撤去工事では、(5)コンクリート基礎解体時に打撃による解体を行わず、重機に騒音振動が小さい圧砕機を取り付けて作業を実施するとしている。
 またこれらに加え、騒音回避のために一時避難を希望する住民がいた場合には、一時避難措置を検討する方針だ。【環境省】

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