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環境ニュース[国内]

17年度環境測定分析統一精度管理調査結果を公表

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2006.07.11 【情報源】環境省/2006.07.11 発表

 環境省は平成17年度に実施したダイオキシン類などを対象とした環境測定分析統一精度管理調査の結果を18年7月11日までにとりまとめた。
 この調査は環境省が昭和50年度より行っているもの。環境測定分析に従事する機関に指定方法により均一に調整された環境試料を分析してもらい、解析結果のばらつきなどを把握するとともに、分析方法の改善資料とするなど、環境測定分析の信頼性確保や精度向上のために役立てている。
 17年度は(1)「模擬水質試料」中のカドミウム砒素、ほう素、、(2)「模擬水質試料」中の芳香族化合物、(3)「模擬大気試料」中の揮発性有機化合物、(4)「ばいじん吸収液試料」中のダイオキシン類−−について調査を実施した。
 参加の連絡があった524機関にこれらの試料を送付したところ、地方自治体の104分析機関(回収率100%)、民間の401分析機関(回収率95.5%)から解析結果が寄せられた。
 異常値を除外した後の各分析機関間の解析結果のばらつきを検討したところ、いずれも調査結果は比較的良好で、過去に実施した調査結果と比べても相応な精度が確保されていることがわかった。
 なお環境省では今回得られた結果を分析上の留意点とともに参加分析機関に還元することを目的として、仙台(18年8月8日)、東京(同8月23日)、大阪(同8月29日)、岡山(同9月5日)、福岡(同9月13日)の5か所で調査結果説明会を開催する方針。説明会の詳細については環境測定分析統一精度管理調査の専用ホームページに掲載し、参加者を募集する。【環境省】

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