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環境ニュース[国内]

橋本龍太郎APFED賞を3団体に授与 APFED第2期第2回全体会合

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2006.08.03 【情報源】環境省/2006.08.03 発表

 2006年7月31・8月1日の両日、オーストラリアのアデレードでアジア太平洋環境開発フォーラム(APFED)第2フェーズ(期)第2回全体会合が開催された。
 APFEDは、アジア太平洋地域にふさわしい持続可能な開発モデルを提示することを目的に、01年10月に設立された組織。
 04年に第1フェーズの議論の成果である最終報告文書を採択した後、05年度からは第2フェーズに移行し、第1フェーズ最終報告文書に記載された提言の実施促進に取り組んでいる。
 今回の第2フェーズ第2回全体会合では、05年11月開催の第1回全体会合の結果を踏まえて、第2フェーズの核となる「政策対話」、「APFEDショーケース(模範)プログラム」、「知識イニシアティブ(知識共有化に向けての行動計画)」など活動の進捗状況報告・検討が行われ、「政策対話」については、既に実施された政策対話の成果の具体化支援、アジア・太平洋地域での重要政策課題の戦略的特定、今後予定されている「CSR」と「化学物質管理」に関する政策対話の協力団体特定−−に留意して、「ショーケース・プログラム」については、手続き・運営の合理化、革新的取組み・斬新な発想に基づくプロジェクト発掘など−−に留意して、事業を進めていくことが了承された。
 また優良事例の情報共有化をめざす「知識イニシアティブ」については、APFED第1フェーズの議長だった故橋本龍太郎元首相の名を冠した「橋本龍太郎APFED賞」がソロモン諸島・韓国・オーストラリアの3団体に授与され、この表彰制度を運営していくことが了解された。
 さらに、第2フェーズ活動の支援機関として、「アジア・太平洋戦略研究機関ネットワーク(NetRes)」が設立され、韓国環境研究所、シンガポール国際問題研究所、タイ環境研究所、インド・エネルギー研究所、日本の地球環境戦略研究機関の5機関の代表者が設立文書・覚書に署名した。【環境省】

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