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環境ニュース[国内]

18年梅雨期に発生した豪雨による水害被害額 2,700億円〜2,890億円に

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2006.09.05 【情報源】国土交通省/2006.09.05 発表

 平成18年の梅雨期に発生した水害による被害額が全国の合計で2,700億円〜2,890億円にのぼることが、国土交通省の18年9月5日付け発表であきらかになった。
 18年の梅雨期には「18年7月豪雨(注1)」に伴い、大規模な水害が鹿児島県、熊本県、島根県、長野県などで発生したのを始め、全国各地で大きな水害被害が起こった。
 今回の公表内容は、国土交通省が毎年作成している「水害統計(注2)」18年版の速報。18年梅雨期の水害による死者が30名、行方不明者が2名、負傷者が81名、被災建物棟数が約12,900棟に上ったことを報告するとともに、各都道府県、市区町村からの報告をもとに、建物、家庭用品、事業所資産、農作物、公共土木施設、公益事業の各被害額を算出している。
 算定結果によると、18年梅雨期の水害被害額の内訳は建物、家庭用品、事業所資産などの一般資産被害額が約810〜990億円、公共土木施設の被害額が約1,860億円、公益事業の被害額が30〜40億円とされている。
 「水害統計」18年版の最終的な取りまとめ結果の公表は19年度末の予定。

(注1)平成18年7月15日から24日にかけ、発生した豪雨。長野県では15日から21日までの7日間の総雨量が多いところで600ミリを超え、九州では、18日から24日までの7日間の総雨量が多いところで1,200ミリを超えた。
(注2)「水害統計」は昭和36年に調査を開始している。【国土交通省】

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