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環境ニュース[国内]

平泉の文化的景観を世界遺産に推薦へ 政府が決定

環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2006.09.15 【情報源】外務省/2006.09.14 発表

 日本政府は2006年9月14日、世界遺産条約に基づく文化遺産として「平泉−浄土思想を基調とする文化的景観」を推薦することを決定した。
 平泉は、奥州藤原氏が浄土思想を基調として12世紀に完成させた、当時の日本の北方領域の政治・行政上の拠点。
 推薦対象になるのは 浄土の世界を具現化した空間造形の傑作として著名な中尊寺、毛越寺(もうつうじ)などの寺院のほか、奥州藤原氏の政庁の可能性が高いと言われている柳之御所(やなぎのごしょ)遺跡、現在でも中世の面影をとどめている骨寺村(ほねでむら)荘園遺跡とその周辺の農村景観など、岩手県平泉町、奥州市、一関市にまたがる計8,764.2ヘクタール。
 日本政府としては今後、07年2月1日までにユネスコ世界遺産センターに推薦書を提出する方針。
 「世界遺産一覧表」への登録の可否は、ユネスコ側が実施する専門的見地からの審査に基づき、07年6月23日から7月1日まで、ニュージーランドで開催される第31回世界遺産委員会で決定される見込みだ。【外務省】

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