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環境ニュース[国内]

アジア森林パートナーシップ第6回実施促進会合がインドネシアで開催

地球環境 森林の減少】 【掲載日】2006.09.25 【情報源】外務省/2006.09.22 発表

 2006年9月6日から8日にかけて、インドネシア・ジョグジャカルタで「アジア森林パートナーシップ(AFP)第6回実施促進会合」が開催された。
 「アジア森林パートナーシップ」は、アジア地域で違法伐採、森林火災、荒廃地復旧対策を含む持続可能な森林経営のための協力活動を行っていくための国際的なパートナーシップとして、02年8月にヨハネスブルグサミットのタイプ2プロジェクト(合意文書の内容を行動に移すために各国の関係主体が自主的に表明し、約束文書に盛り込まれた取組み)として正式発足した組織。
 今回の会合には、各国政府、国際機関、NGO・研究機関・産業界などから計約160名が出席し、インドネシアのガジャマダ大学と南スマトラ森林局、スリランカの南アジア協同環境プログラムを新たなパートナーシップへの参加者として認定することが合意された。
 また、進行中と終了した8プロジェクトの進捗状況・結果、市民を対象とした森林情報共有システムの強化支援など4つの新作業計画の発表が行われたほか、参加組織の取組み内容として、世界銀行のアジア・太平洋地域森林分野新戦略、EUの「森林法施行、ガバナンスと貿易に関する行動計画(注1)」、日本の「グリーン購入法」の購入判断基準への木材の合法性証明の追加−−などが報告された。
 さらに 参加者が今後第1期(02年〜07年)の活動評価を行ない、その結果を踏まえて、07年開催のAFP7で、第1期終了後のAFP継続についての決定を行うことも合意された。

(注1)略称FLEGT。04年2月にEU議会で採択された計画で、木材生産国での合法性証明システムの開発支援、消費側であるEU内での違法材への需要削減対策が盛り込まれている。【外務省】

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