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環境ニュース[国内]

横浜市と鎌倉市にまたがる約98ヘクタールを近郊緑地保全区域に指定へ 指定案への意見募集開始

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2006.10.23 【情報源】国土交通省/2006.10.23 発表

 神奈川県横浜市と鎌倉市にまたがる約98ヘクタールを、首都圏近郊緑地保全法に基づく近郊緑地保全区域「円海山・北鎌倉近郊緑地保全区域(1969年指定)」に追加指定する案について、国土交通省は平成18年11月6日(必着)まで意見募集を実施することにした。
 追加指定の対象として考えられているのは、横浜市、鎌倉市いまたがる「岩瀬・公田地区」と鎌倉市の「今泉台地区」。丘陵部のコナラ・オニシバリ群落などの樹林、谷戸の水辺環境がまとまりをもって維持され、既指定区域と同様に多種の動植物が生息生育する貴重な緑地となっているが、都市化が懸念されている。
 今回の指定案は同地域が「良好な自然環境が形成され、規模が広い首都圏整備法の近郊整備地帯の緑地」であり、「無秩序な市街化のおそれが大きく、保全することによって首都圏の公害・災害防止効果が著しい」という近郊緑地保全区域としての指定基準を満たしていると判断され、策定されたもの。
 なお近郊緑地保全区域に指定されると、(1)建築物その他工作物の新築、改築、増築、(2)宅地造成、土地開墾、土石採取、鉱物掘採などの土地形質変更、(3)木竹伐採、(4)水面埋立て干拓、(5)土石、廃棄物、再生資源の堆積−−などを行う際に知事への届出が必要になるほか、近郊緑地保全に影響があると認められた時は知事による助言・勧告が行われることになる。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。意見送付先は国土交通省国土計画局大都市圏計画課首都圏班(住所:〒100−8918東京都千代田区霞ヶ関2−1−3、FAX:03−5253−1571、電子メールアドレス:kinryoku@mlit.go.j)。 【国土交通省】

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