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環境ニュース[国内]

イギリス 生物多様性保全に向けた進捗状況を報告

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2006.11.15 【情報源】/2006.11.02 発表

 イングランドの生物多様性保全に向けた取組みの進捗状況を示す報告書「自然の性質に沿って−前に進めよう」が公表された。
 これは、イングランド生物多様性戦略が策定された2002年から今日までの4年間の成果と、2010年までの課題について述べたもの。報告の主な内容は以下のとおり。
●2005年7月、EUの生息地指令(CD92/43/EEC)の下、イギリスは他のEU加盟国に先駆けて、国内に608カ所の特別保全地域を指定した。
●国レベルで重要な野生生物地区のうち、95%は良好な状態か、または2010年までに回復する途上にある。
●イングランドの学術研究上重要地域(SSSI)のうち、73.4%は良好な状態か、または回復途上にある(2003年は56.9%であった)。
●イギリス生物多様性実行計画(UK BAP)の2005年の報告によると、生息地の22%、優先種の11%は増加傾向にある。
 なお、今回の報告書とあわせて、生物多様性戦略の進捗状況を測る主な指標の新たなデータも発表された。7項目の指標のうち、6項目の経過は良好だが、残る1項目(野鳥数)は横ばいである。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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