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環境ニュース[国内]

EPA ガソリンからのVOC発生抑制に向けた規則案を公表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2006.11.15 【情報源】/2006.11.02 発表

 EPAは、ガソリンスタンドへの配送の際に、ガソリンが大気中に揮発することを防止するため、大気汚染物質基準案を提示し、60日間のパブリック・コメントに付する。
 今回の規則は、ガソリンを貯留し配送用トラックに給油する全国の小規模施設のほか、人口集中地域にあるガソリンスタンドにおいて貯油タンクに給油する行為を対象とするものである。
 今回の基準案により、ガソリンの揮発に伴う揮発性有機化合物VOC)の放出を年間4万5000〜4万6000トン削減することができる。これには、120〜125トンのベンゼンを含む、3300〜3400トンの有害大気汚染物質が含まれる。これは、当該排出源からの排出量の9-10%に相当する。
 また、今回の基準案により要求される排出抑制策を講ずることで、事業者は年間600万ドルを節約することができる。【EPA】

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