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環境ニュース[国内]

HCFCと臭化メチルの輸入割当て申請手続き案で意見募集開始

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2006.11.17 【情報源】経済産業省/2006.11.16 発表

 経済産業省は2007年のHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)と臭化メチルの輸入割当て申請手続き案をまとめ、これらの案について06年12月15日(必着)まで意見募集を行うことにした。
 HCFCと臭化メチルはともに、「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」の規制対象物質。
 同議定書はHCFCについて、先進国の消費量(生産量と輸入量の合計から輸出量を差し引いたもの)を基準量である1989年から段階的に削減・全廃することを義務づけており、07年については、消費量を基準年比65%以下にすることを求めている。また「臭化メチル」についても、05年から先進国での消費・生産が代替不可能な不可欠用途を除き全廃。現在は不可欠用途による使用量のみが「モントリオール議定書締約国会合」で決定されている。
 日本政府はこれらの国際的な取り決めを踏まえて、HCFCの製造については「オゾン層保護法」に基づく製造許可、輸入については「輸入貿易管理令」による輸入割当の実施による消費量管理を行っているほか、臭化メチルについては不可欠用途として締約国会合で承認された数量について、製造許可・輸入割当を行うとしている。
 今回の輸入割当て申請手続き案は、書面で申請する場合の受付時間や必要書類、電子申請する場合の手順、受付時間、必要書類、申請者の資格、輸入割当限度数量、輸入割当基準などを規定したもの。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。宛先は経済産業省貿易経済協力局貿易審査課パブリックコメント担当(住所::〒100−8901東京都千代田区霞が関1−3−1、FAX番号:03−3501−0997、電子メールアドレス:qqfcbd@meti.go.jp)。【経済産業省】

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