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環境ニュース[国内]

乗用車などの燃費トップランナー基準の最終とりまとめを公表

大気環境 交通問題】 【掲載日】2007.02.02 【情報源】国土交通省/2007.02.02 発表

 国土交通省の「交通政策審議会・自動車燃費基準小委員会」と、経済産業省の「総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会自動車判断基準小委員会」の合同会議が検討していた、乗用車などの燃費基準に関する最終とりまとめが平成19年2月2日にまとまり、公表された。
 合同会議では「省エネ法」に基づくトップランナー基準(注1)として、燃費基準を設定する自動車の範囲、燃費の測定方法、燃費基準値、目標年度などを検討。
 最終とりまとめでは、「揮発油や軽油を燃料とする定員10人以下の乗用車」、「車両総重量3.5トン以下で定員11人以上の小型バス」、「車両総重量3.5トン以下の小型貨物車」で、道路運送車両法にもとづく型式指定を受けた自動車を燃費基準設定の対象範囲とし、2015(平成27)年度を目標年度とした目標基準値(トップランナー基準)を、車両重量などの区分ごとにそれぞれ提示している。
 この燃費基準が達成された場合、2015年度に出荷される対象車の平均燃費値は04年度と比べ、乗用車で約23.5%、小型バスで7.2%、小型貨物車12.6%で向上すると考えられるという(注2)。

(注1)「省エネ法」に基づくトップランナー基準として位置づけられると、目標年度内までに対象全車種の燃費効率を目標値以上に改善することが義務づけられることになる。
(注2)2015年度の出荷台数比率が04年度と同じと仮定した場合。【国土交通省】

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