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環境ニュース[国内]

18年の光化学オキシダント被害届出人数、289人に

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2007.02.09 【情報源】環境省/2007.02.09 発表

 環境省は都道府県からの報告をもとにまとめた、平成18年の光化学オキシダント注意報の発令状況、光化学大気汚染によると思われる被害届出状況を19年2月9日に発表した。
 18年は、5月〜9月に25都府県で光化学オキシダント注意報の発令があり、発令延べ日数は17年の185日とほぼ同じ177日だったが、光化学大気汚染によると思われる被害届出人数は289人で、過去10年間で最多だった17年の1,495人より激減した。
 注意報発令日の月別件数では、8月ののべ91日が最多で、光化学オキシダントの最高濃度記録は8月6日に千葉県葛南で記録された0.239ppmが最も高かった。光化学オキシダント濃度の昼間の日最高1時間値の年平均値は近年漸増の傾向にあるという。
 環境省ではこれらの結果を踏まえて、光化学オキシダントの主な原因物質である窒素酸化物揮発性有機化合物(VOC)の排出抑制対策に取組む方針。
 窒素酸化物対策としては、大気汚染防止法や自動車NOx・PM法に基づき従来からの発生源対策に努めるとしたほか、VOCについては18年4月に完全施行される改正・大気汚染防止法にもとづき、規制と事業者の自主的取組みを組合せた排出抑制を進めるとしている。【環境省】

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