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環境ニュース[国内]

17年度PRTRデータ公表 届出排出・移動総量は約49万トンに

【発表日】 2007.02.23 【情報源】 環境省 【健康・化学物質 有害物質/PRTR

環境省と経済産業省は平成19年2月23日、PRTR制度に基づき、事業者から届出された化学物質排出量の17年度データの集計結果を公表した。PRTR集計データの公表は5度目。
 PRTR制度では、人の健康や生態系に有害性を持つおそれのある354種類の化学物質について、事業所から環境中に排出された量や廃棄物に含まれ事業所外へ移動した量を、事業者が自らが把握し国に届け出ることを義務づけるとともに、国が事業者の届出データの集計とあわせ、届出対象外の排出量の推計を行ない、これらを総合した対象物質の総排出量・移動量を算定・公表することになっている。
 今回は、化学物質別、都道府県別、業種別、従業員数別などの4,464種類の集計表が公表された。
 17年度は、全国4万823(16年度:4万331)事業所から届出があり、届出排出量は、約25万9,000トン(16年度:約26万9,000トン)、届出移動量は23万1,000トン(16年度:約22万9,000トン)、届出排出量・届出移動量の総量は約49万トン(16年度:約49万8,000トン)にのぼっていた(注1)。
 業種別では最も多く届出排出量・移動量が多かった化学工業(約13万2,000トン)、輸送用機械器具製造業(約6万1,000トン)など上位10業種の排出量・移動量だけで、届出排出量・移動量総計の84%にあたる約40万9,000トンに達していたほか、物質別でもトルエンの届出排出量・移動量約16万トン、キシレンの同5万8,000トンなど、届出排出量・移動量の上位10物質だけで届出排出量・移動量総計の75%にあたる36万5,000トンを占める結果となった。
 また、国が推計を行った届出対象外の排出量は、全国の合計で34万8,000トン(16年度:約35万7,000トン)にのぼり、うち自動車など、移動体からの排出は12万4,000トン(36%)だった。
 なお化学物質排出把握管理促進法では、個別事業所のPRTRデータ開示も国のデータ公表後に国民の請求により実施されることになっており、このデータ開示請求の受付も2月23日15時から開始された。
 開示受付の窓口は、環境省、経産省および、提出企業の事業所管省庁(防衛庁、財務省、文科省、厚労省、農水省、国交省)内に設置されている。

(注1)16年度データは、17年3月の公表後に変更のあった届出事項を修正したもの。【環境省】

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