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環境ニュース[国内]

国際シンポジウム「地球と人類の未来〜アジアから考える」を開催へ 秋田県大潟村で

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2007.03.20 【情報源】内閣府/2007.03.20 発表

 秋田県、国際日本文化研究センター安田研究室、日本学術会議、地球圏−生物圏国際協同研究計画(IGBP)・古環境の変遷研究計画(PAGES)・地球システムの分析・統合・モデリング(AIMES)・地球上の人々の歴史と未来の統合(IHOPE)(注1)の主催により、2007年3月24日から26日まで、秋田県大潟村のホテルサンルーラル大潟で、国際シンポジウム「地球と人類の未来〜アジアから考える」が開催されることになった。時間は3日とも9時〜18時。
 シンポジウムは、同県男鹿市一ノ目潟の「年縞(注2)調査」の分析結果や、環境資源の保全と活用に関する調査検討成果の報告、環境をテーマとした6つのセッションを通じた討論を行うもの。       
 24日のプログラムとしては、「セッション1 目潟の年縞が語る地球の過去・現在・未来」、「セッション2 文明と環境の脆弱性と持続性」が、25日のプログラムとしては、「セッション3 アジアの伝統文化の弾力性と持続性」、「セッション4 地域の伝統文化と地域資源のワイズユース:秋田から世界の未来を考える」が、26日のプログラムとしては、「セッション5 技術とアジアの未来」、「セッション6 持続型文明社会に向かって」が予定されている。
 参加希望者は、規定の申込み用紙に記入の上、19年3月20日までにFAXか電子メールで申し込むことが必要。宛先は秋田県総務企画部総合政策課企画・政策班(FAX番号:018−860−3850、電子メールアドレス:seisaku@pref.akita.lg.jp)。【内閣府 日本学術会議】

(注1)IGBPは、国際科学会議が主催する学際的な国際研究計画で、気候変動に関する地球圏と生物圏の相互作用に関する基礎的知見を得ることに焦点をあてている。PAGES、AIMESはIGBPのプロジェクト、IHOPEはAIMESの活動。
(注2)男鹿市にある一ノ目潟、二ノ目潟、三ノ目潟は今から6〜8万年前に水蒸気爆発で出来たとされている爆裂火口湖。一ノ目潟では湖底堆積物から、植物プランクトン、珪藻、花粉などが1年ごとに年輪のように縞模様を形成する「年縞」が確認された。「年縞」の分析により、1年単位で過去の環境変化を明らかにすることができる。

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