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環境ニュース[国内]

トキの個体交換へ 日中両国がトキの検疫・衛生条件に関する覚書に署名

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2007.04.17 【情報源】環境省/2007.04.10 発表

 若林環境大臣と李中国国家質量監督検験検疫総局局長は2007年4月10日、両国で生まれたトキの個体を交換する際の検疫・衛生条件に関する覚書に署名した。
 日中両国は、トキの個体の交換など、トキ保護・回復に向けての協力強化を定める「日中共同トキ保護計画」に03年に署名したが、その後、両国で鳥インフルエンザが発生したことから、トキの個体の交換は実現していなかった。
 今回の覚書の内容は、交換を行うトキの検疫・衛生条件として、(1)輸出前に21日間以上隔離検疫施設に隔離し、(2)14日から21日間かけて、ニューカッスル病、鳥インフルエンザの感染がないことを確認すること、(3)船積み前24時間以内に行う臨床検査でいかなる疾病の徴候も認められないこと、 (4) 輸送・輸出にあたって他の動物との接触・混載を避けること、 (5) 積載場所は薬剤で消毒しておくこと、(6)鳥インフルエンザのワクチンを接種しないこと、(7)必要事項を記載した衛生証明書を発行すること、(8)隔離検疫施設を事前訪問調査すること−−を定めたもの。
 日中のトキの個体交換が実現すると、日本で生まれたトキの近親交配を避けることが可能となり、トキの野生復帰に向けて大きな前進が期待できるという。【環境省】

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