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環境ニュース[国内]

健康で快適な暮らしと環境性能を両立した住まいの普及策を提言 「ロ・ハウス」構想推進検討会報告書

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2007.04.26 【情報源】環境省/2007.04.26 発表

 経済産業省、国土交通省、環境省の3省が設置した「ロ・ハウス構想推進検討会(委員長・武蔵工業大学岩村和夫教授)」は2007年4月26日までに、健康で快適な暮らしと、省エネ性・地球環境への配慮を両立させる住まい「ロ・ハウス」の普及に関する報告書をまとめ、公表した。
 ロ・ハウスは、快適性やデザイン性など住まいとしての質の高さと、省エネ性・地球環境性能の双方を満足し、ロハス(LOHAS 注1)を実現できる住宅を想定した概念。
 今回の報告書は、「ロ・ハウス」普及策として、(1)政府や関係業界が住まい手にロ・ハウスの概念やイメージに関する働きかけを行うこと、(2)住宅の省エネ性能に関する情報を可視化し、わかりやすく提供することにより、省エネ性能の高い住宅の選択を促すこと、(3)設備・機器と外皮の断熱性を含めた総合的な省エネ性能評価手法の開発、(4)補助、融資、税制優遇など省エネ住宅の普及支援策の展開−−の4点を提言している。
 なお、経済産業省、国土交通省、環境省の3省は、報告書の内容を踏まえながら、住まい手や関係者に対する「ロ・ハウス」をキーワードとした働きかけなど、必要な施策を連携して実施していくとしている。【環境省】

(注1)健康で持続可能なライフスタイル=Lifestyle of Health and Sustainabilityの略。

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