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環境ニュース[国内]

19年度「美しいまちなみ賞」受賞地区が決定

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2007.05.22 【情報源】国土交通省/2007.05.21 発表

 都市景観大賞「美しいまちなみ賞」の平成19年度受賞地区が19年5月21日までに決定した。
 「美しいまちなみ賞」は「景観法」の成立・施行に先立つ13年度にスタートした表彰で、まちづくり組織と自治体の協働により、優れた景観形成活動を行っている事例に対し、「美しいまちなみ大賞(国土交通大臣賞)」、「美しいまちなみ優秀賞」、「美しいまちなみ特別賞」を授与している。
 なお、選定にあたっては、建築物・道路、広告物などのハード面の整備だけでなく、まちづくり組織による適切な管理・運営・活用などソフト面も重視している。
 19年度は多数の応募案件の中から、「美しいまちなみ大賞」として、「北九州市紫川(むらさきがわ)マイタウン・マイリバー整備地区(福岡県)」と「山鹿(やまが)市豊前(ぶぜん)街道山鹿温泉界隈地区(熊本県)」の2地区が、「美しいまちなみ優秀賞」として、「三春町大町地区・磐州(ばんしゅう)通り街づくり協定運営委員会(福島県)」、「川口市リボンシティ地区(埼玉県)」、「豊田市桜町地区(愛知県)」、「伊勢市神宮参道地区(三重県)」「宇部市中央町三丁目地区(山口県)」、「内子町八日市・護国地区(愛媛県)」の6地区が、「美しいまちなみ特別賞」としては、「長岡市栃尾表町地区(新潟市)」が選定された。
 このうち、大賞を受賞した「北九州市紫川マイタウン・マイリバー整備地区」は、市民のアイディアが盛りこまれた整備計画により、市街地と河川が一体的に整備され、なおかつ河川景観維持のための清掃・学習活動が行われている点が評価された。同じく大賞を受賞した「山鹿市豊前街道山鹿温泉界隈地区」も、重要文化財「八千代座」を中心とした伝統的建造物の修景とともに、町並みを活かした多彩なイベントが実施されている点が評価されたもの。
 受賞者に対しては、19年6月1日の「景観の日」に開催される「日本の景観を良くする国民運動推進会議」全国大会(主催:日本の景観を良くする国民運動推進会議、特別協力:国土交通省、農林水産省、環境省)で表彰が行われる。【国土交通省】

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