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環境ニュース[国内]

バイオ燃料など、5分野の技術の開発・普及策を検討 「次世代自動車・燃料イニシアティブ」

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2007.05.29 【情報源】資源エネルギー庁/2007.05.28 発表

 資源エネルギー庁は2007年5月28日、「次世代自動車・燃料イニシアティブ」を公表した。
 この「次世代自動車・燃料イニシアティブ」は、2030年をめざし、「運輸部門の石油依存度を80%まで低減し」、「エネルギー効率を現状から30%改善する」という2つの数値目標(注1)の実現手段を明らかにすることを目的とした文書。具体的な実現手段として「次世代バッテリー」、「クリーンディーゼル」、「水素・燃料電池」、「バイオ燃料」、「ITを活用した世界一優しいクルマ社会構想」の5分野の技術について、開発・普及に必要な具体策とその課題を提示している。
 このうち、急速に注目を集めるようになったバイオ燃料については、二酸化炭素削減というプラス面がある一方、穀物価格の高騰、生物多様性への影響、生産国が限定的(注2)で安定供給面に課題が残ることなど、マイナス面もあることを指摘。
 導入にあたっては、ライフサイクルでの二酸化炭素の排出削減効果、食糧との競合回避などの点で優れている国産のセルロース系エタノール(注3)に重点を置き、これらを国内の技術開発の進展状況にあわせ、段階的に導入していく必要があることを示している。【資源エネルギー庁】

(注1)原油価格の高騰や温暖化防止などの課題に応えたエネルギー安全保障強化策の方向性を示した、「新・国家エネルギー戦略(06年5月)」で示されていた目標。
(注2)現状では、日本の供給源として有望なのはブラジルだけという見方が多い。またバイオエタノールはガソリンと混合して利用することが想定されるため、いったんバイオエタノールを大量に混合する装置構成をとった後で、エタノールに供給途絶が生じた場合には、この装置によるガソリン生産自体が困難になることも考えられる。
(注3)安倍首相は、地球環境、地域活性化、農業支援の観点から、国産バイオ燃料の利用を重視し、その生産拡大に取り組むことを06年11月に関係府省に指示した。この指示を受け、07年2月に国産バイオ燃料の大幅生産拡大に向けた工程表がまとめられ、安倍首相に報告されている。

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