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環境ニュース[国内]

中国環境保護総局『第3フェーズ国家二輪車汚染物排出基準』を認可

大気環境 交通問題】 【掲載日】2007.06.01 【情報源】/2007.03.09 発表

 先日、環境保護総局は、『二輪車汚染物排出上限値と測量方法(モード法、中国第IIIフェーズ)』、『軽二輪車汚染物排出上限値と測量方法(モード法、中国第IIIフェーズ)』、『二輪車と軽二輪車燃料油蒸発による汚染物排出上限値と測量方法』の3件の国家汚染物排出基準を認可した。この新排出基準対象の車種認可は2008年7月1日から実施される。
 環境保全と二輪車汚染防止の需要に応えるため、国家環境保護総局は、現行の国家二輪車汚染物排出基準を改定することにした。この新排出基準の制定は、中国の自動車汚染物排出規制が新段階に入ったことを示している。新排出基準は、二輪車と軽二輪車の汚染物排出の規制を厳しくした一方(汚染物排出上限値を現行基準の50%以上まで下げた)、燃料油蒸発の抑制が初めて盛り込まれ、排出上限値も決められた。新基準は、中国の二輪車製造業の汚染防止技術の水準を大幅に高め、汚染物の排出削減や省エネにも重要な意義がある。また新基準の実施により、中国二輪車製造業の技術進歩と構造改革が促進され、競争に強くしていく。【中国国家環境保護総局】

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