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環境ニュース[海外]

中国 河南省:「祖龍」プロジェクトが環境アセス不合格

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2007.06.12 【情報源】中国/2007.03.29 発表

 河南省鄭州市新鄭県にある私営公司が新たな観光の目玉を作ろうと、3億元を投資し、同県の始祖山で全長21kmの「華夏第一祖龍」(中華の龍の祖先)を建設着工したが、環境保護部門による環境影響評価で不合格となった。「華夏第一祖龍」の全長は21.916km、縦が9m、横が6m、鉄鋼コンクリート製の建物であり、2009年10月1日に完成する予定であった。
 環境生態分野の専門家は異なった見解を示した。河南省生態学会理事長であり、河南農業大学林園林芸学院の呉明作博士は、「国家森林公園にこれほど大規模なコンクリート建物を築くと、植生を破壊し、自然景観生態系全体に影響を与え、動植物の自然伝播を妨害する恐れがある」と述べた。【中国環境報】

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