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環境ニュース[国内]

中国 上海乗用車100台検査:車内浮遊粒子状物質基準超過が深刻

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2007.06.13 【情報源】/2007.03.29 発表

 先日、「上海乗用車100台の車内浮遊粒子状物質汚染に関する無償検査」活動を終え、担当機関が検査結果を報告した。検査した100台の乗用車の中でわずか17台が国家空気基準に達するのみで、80%以上が車内浮遊粒子状物質の基準を超過していた。その中で汚染が最も深刻な車両は車内浮遊粒子状物質の基準値を7倍超過していた。
 今回の活動は上海市室内環境浄化協会の主催、上海精科ナノ環保技術有限公司の協力で2ヶ月間行われた。今回の検査活動は初春に実施したため、気温が低く、揮発性有機物の濃度も低かった。しかし夏になると、自動車が強い日差しを数時間浴び、車内材料が高温密閉の環境下でホルムアルデヒドベンゼンなど有害物質を揮発する濃度が更に高くなる。【中国環境報】

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