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環境ニュース[国内]

第43回ITTO理事会開催 2008年〜2009年の2カ年事業計画を採択

地球環境 森林の減少】 【掲載日】2007.11.14 【情報源】林野庁/2007.11.13 発表

 2007年11月5日から10日にかけ、横浜市西区みなとみらいのパシフィコ横浜で第43回国際熱帯木材機関(ITTO)理事会が開催された。
 ITTOは熱帯林保有国の環境保全と熱帯木材貿易の促進を両立させることによって、熱帯林を持つ開発途上国の経済的発展に寄与することを目的とした機関で、持続可能な森林経営に関する政策立案活動と造林・森林経営、林地復旧、人材養成などの具体的なプロジェクト活動を行っている。
 今回の理事会では、(1)2008年〜2009年の2カ年事業計画の採択、(2)森林に関する国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の議論の進捗状況について、(3)プロジェクト等への拠出につて−−などが議題となった。
 このうち(1)については、加盟生産国の森林法の執行能力強化の推進、アフリカの熱帯木材及び林産品の地域間貿易の推進、気候変動に関する研究及び関連機関との連携などを内容とする2008−2009年の事業計画を採択された。
 また(2)については、国際熱帯木材機関(ITTO)の気候変動に関する取組について、特に森林の減少・劣化に起因する温暖化ガスの排出とその抑制方策(REDD)への取組やUNFCCC第13回締結国会議(COP13)におけるITTOのサイドイベント等について報告がありった。
 さらに(3)については、「アフリカにおける持続的な森林管理の推進事業」等16件のプロジェクト及びオランダが提案した「熱帯林の森林法執行及び貿易(TFLET)活動」等に対し、日本、オランダ、米国、スイス、ノルウェー、オーストラリアが合計約1012万ドルの拠出を表明した。
 なお、次回理事会は2008年11月3日〜2008年11月8日に横浜市にて行うことが確認された。【林野庁】

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