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環境ニュース[国内]

残留性有機汚染物質(POPs)検討委員会第3回会合開催

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2007.12.07 【情報源】環境省/2007.12.07 発表

 平成19年11月19日〜23日まで、ジュネーブにおいて、残留性有機汚染物質(POPs)検討委員会第3回会合(POPRC3)が開催され、日本から、北野大 明治大学教授が出席した。
 POPs条約は、環境中での残留性が高いPCB、DDT等の12種類の化学物質を対象とした条約。対象物質の製造・使用禁止、排出削減措置についての国内実施計画の策定、対象物質を含むストックパイル・廃棄物の適正管理などが盛り込まれており、04年5月17日に発効している。
 POPs検討委員会は、この条約に追加する新たな対象物質を検討するために、05年5月開催の第1回締約国会議で設置された委員会。
 今回の会合では、(1)クロルデコン、リンデン、ペンタブロモジフェニルエーテル、ヘキサビフェニル、PFOSについては、第4回締約国会議(2009年5月開催予定)への勧告(附属書A(廃絶)又はB(制限)への追加)を決定、(2)ペンタクロロベンゼン、オクタブロモジフェニルエーテル、α−HCH、β−HCHについては、次回会合までに危険の管理に関する評価案を作成することが決定、(3)新たに提案された1物質(エンドスルファン)については、議論が持ち越しになった。
 今後、(2)に該当する4物質の危険の管理に関する評価の作成のために各締約国に情報提供が要請されており、情報を持っている関係者にたいして、情報提供をお願いするとしている。【環境省】

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