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環境ニュース[国内]

イギリス EU新電池指令を国内法制化へ

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2008.01.08 【情報源】/2007.12.19 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省とビジネス・企業・規制改革(BERR)省は12月20日、イギリスで埋立て処分される年間7億個の電池についてリサイクルする計画を発表した。
 提案文書の骨子は、新規の電池の環境パフォーマンスの向上と、使用済み電池の回収・処理・リサイクルであり、あらゆる電池が対象となっている。これは、EU新電池指令(加盟国は2008年9月26日までに国内法制化するよう求められている)の国内実施を助けるもの。
 BERR省が産業用及び自動車用、環境省が家庭用電池に係る政策をリードする。
 以下の目標達成のための方策について、消費者、ビジネス、産業界から広く意見を募集する。
(1)使用済みの家庭用電池の回収率を2012年までに販売量の25%、2016年までに45%にする。
(2)高濃度のカドミウムを含む家庭用電池の禁止(緊急用ライト、医療機器、警報システム等一部の例外を除く)と、水銀使用の制限。
(3)性能、化学物質マーク、使用済み電池回収箱マークのラベリング
(4)生産者の責任強化(産業用及び自動車用バッテリーの埋立て及び焼却処分の禁止:回収率100%を確保)
(5)機器メーカーの責任強化(電池を機器から取り外せるようにし、リサイクルを容易にする)
(6)小売業者の責任強化(消費者負担ゼロで使用済み乾電池を回収する)
 意見募集期間は、2008年3月12日まで。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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