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環境ニュース[海外]

EPA ナノ物質に関するデータを募集

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2008.02.08 【情報源】アメリカ/2008.01.28 発表

 EPAは、1月28日、ナノ物質がヒトの健康や環境に及ぼすリスク、メリットについて情報を集めるため、「ナノスケール物質スチュワードシップ・プログラム(NMSP)」を発表した。
 同プログラムは、人工ナノ物質の製造・輸入・加工・利用に関わる関係者に対し、ナノ物質に関する情報を6ヵ月以内にEPAに報告するよう呼びかけるもの。EPAは、ナノ物質の安全な製造・利用に役立てるために、こうした情報を評価する予定だ。また、EPAでは、ナノ物質の有害性、曝露、リスクを評価するための科学的ベースとなるような試験データを策定するため、これらの関係者と協力していく。NMSPは、有害物質管理法に基づく、新規・既存の化学物質プログラムを補足・支援するものとなる。
 また、EPAは同日、人工ナノ物質の健康・環境影響の可能性を調査するため、21件の研究に、総額734万ドルの補助金を提供することを公表した。このうち、9件の研究は潜在的な有害性について、12件の研究は環境中におけるナノ物質の動態について重点的に調査する。【EPA】

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