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環境ニュース[海外]

EU エネルギー技術、燃料電池・水素技術を促進

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2008.03.06 【情報源】EU/2008.02.25 発表

 欧州競争力理事会が2月25日、ブリュッセルで開催され、欧州委員会からはフェアホイゲン副委員長の他、ディマス環境委員が出席した。
 同理事会では、リスボン戦略に関する経済問題に加え、欧州委員会により提案された「戦略的エネルギー技術行動計画(SET-plan)−低炭素の将来に向けて」について意見を交わした。同計画については、この分野でEUが世界のリーダーとなるために重要であり、欧州の企業にとってチャンスとなるものだという点で幅広い同意が得られた。この分野での研究は温室効果ガスの排出削減にもつながる。同計画に関する決議は2月28日の運輸・テレコミュニケーション・エネルギー閣僚理事会で採択され、春の欧州理事会に回付される予定。
 また、第7次調査枠組みプログラムに基づく「燃料電池及び水素に関する共同技術イニシアティブ」に関しても、主要部分について合意した。このイニシアティブは、今後6ヵ年にわたって、欧州における燃料電池・水素技術の開発を促進するもので、2010年から2020年までにこうした技術の商業化を目指す。
 この他、2012年までに乗用車からのCO2排出量を1km当たり120gにまで削減する指令案、排出量取引改革を含む政策パッケージ案についても議論を交わした。【欧州委員会環境総局】【欧州閣僚理事会】


下記アドレス:欧州閣僚理事会プレスリリース(PDF形式)

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