ＮＰＯ法人初　国立公園の公園管理団体に　上信越高原国立公園で

　環境省は平成２０年３月１０日、ＮＰＯ法人浅間山麓国際自然学校を上信越高原国立公園地域の「公園管理団体」に指定した。
　平成１４年４月の自然公園法改正で、公益法人やＮＰＯ法人を国立公園・国定公園の公園管理団体に指定することが可能となって依頼、ＮＰＯ法人が国立公園の「公園管理団体」として指定されるのは今回が初めて。　
　「公園管理団体」に指定されると、自然の風景地の管理、公園の利用施設の点検・補修、公園内の自然情報の収集・提供など幅広い業務が担当できる。
　浅間山麓国際自然学校は、インタープリターの養成及び高山域に生息する希少動植物の保全事業等に対する実績があり、公園管理団体の指定を契機に一層の活動の推進が図られ、自然の風景地の保護に寄与することを期待されている。【環境省】