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環境ニュース[国内]

2013年以降の枠組みにおける森林吸収源対策で一致 AWG5が開催される

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2008.04.11 【情報源】環境省/2008.04.07 発表

 「条約の下での長期的協力の行動のための第1回特別作業部会(AWGLCA1)」及び「京都議定書の下での附属書I国(先進国)の更なる約束に関する第5回アドホック・ワーキング・グループ(AWG5)」がタイ・バンコクで平成20年3月31日から4月4日にかけて開催された。
 AWGLCA1では、セクター別アプローチの有用性、共通のビジョンの下で概念設計が行われることの重要性及び革新的技術開発の必要性について議論が行われた。
 その結果、セクター別アプローチに関しては平成20年秋を目途に、共有のビジョン及び革新的技術開発に関しては20年末に開催予定のCOP14の際にワークショップを開催する等の合意がなされた。
 AWG5では、CDM等の京都メカニズム、森林等の吸収源、国際航空・船舶等について議論がなされた。
 CDM等の京都メカニズムについては、環境効果の保持やコベネフィットの創出等による持続可能な開発への貢献を念頭に適切な改善を検討していくこととされた。また、森林等吸収源対策については、排出削減目標達成のための手段として、引き続き利用可能とすることで一致、取扱ルール等について引き続き議論を深めていくとされた。セクター別アプローチについては、付属書I国の排出削減目標達成のための手段として活用される可能性があるとの指摘があり、引き続き議論を行うこととされた。
 なお、付属書I国の排出削減目標達成のための手段の分析については、20年6月に予定されている第5回再会会合において継続して議論されることとされた。【環境省】

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