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環境ニュース[国内]

国連気候変動枠組条約 バンコク会合が閉幕

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2008.04.14 【情報源】/2008.04.04 発表

 タイ・バンコクで開催されていた国連気候変動枠組条約の次期枠組みなどに関する作業部会が4月4日に閉幕した。
 今回の会合で、各国は、2009年末のコペンハーゲン会議に向け、交渉プロセスを示す2年間の作業計画に合意。今後、2008年に3回の会合を開催し、適応、緩和、技術、資金および長期的な協力行動に向けた共通のビジョンといったテーマについて検討を重ねる。2009年にも4回以上の会合が予定されている。
 また、京都議定書に基づく作業部会では、第1約束期間以降も市場ベースのメカニズムを活用していく方針に合意。また、第2約束期間では、削減目標を達成するために、森林関係の活動を対象とすることに同意した。
 国連気候変動条約事務局のデ・ブア事務局長は、2年間の作業計画を歓迎し、まずは2008年12月にポーランド・ポズナンで開催される締約国会議が重要になる と述べた。
 ドイツのガブリエル環境大臣は、「バンコク会合は、コペンハーゲンへの旅の最初の駅。多くの国が、新しい気候保護協定を具体的に形成するために、資金調達の分野などで興味深い提案を提出した。これらの提案は互換性のあるものばかりではないため、今後、調整が必要だが、我々はよい道を歩んでいるといえよう」とコメントした。【国連気候変動枠組条約事務局】【ドイツ連邦環境省】


下記アドレス:気候変動枠組条約事務局プレスリリース(PDF形式)

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