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環境ニュース[国内]

フランス 使用済み自動車に関する情報キャンペーンがスタート

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2008.04.28 【情報源】/2008.04.14 発表

 フランスのボルロー エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備大臣は、環境・エネルギー管理庁(ADEME)と共に、4月14日、使用済み自動車(VHU)に関する市民向け情報キャンペーンを開始する。このキャンペーンは、関係者に義務があることを伝え、認定解体業者を容易に探し出せるようにするもの。
 規則は、環境に配慮した保管と処理、最終的な処分までのトレーサビリティーを保証することを目的としており、使用済み自動車の所有者には、知事が認定した業者に処理を委託する義務が課せられている(違反は2年の実刑と75000ユーロの罰金)。
 フランスでは、毎年約150万台の自動車が廃棄され、140万〜200万トンの廃棄物を生み出している。いまだ環境内に廃棄されている自動車、非認定業者に処理が委託されている自動車も多い。
 現在、使用済み自動車中の有害廃棄物のうち、収集・リサイクルされているのは40%のみ。欧州委員会は、2015年までに、使用済み自動車の再利用・リサイクル率を85%とする目標を掲げている。

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