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環境ニュース[国内]

EU・アフリカ 気候変動一般協定に向けて

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2008.09.09 【情報源】/2008.08.26 発表

 フランスのボルロー エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備大臣は、地球環境ファシリティー(GEF)の会合で、ペナンを訪問。
 この機会に同大臣は、「気候・エネルギーパッケージ」を通じて、欧州がCO2排出削減に取り組む約束を示し、環境グルネル(環境懇談会)で示されたフランスの行動を紹介した。
 大臣はアフリカの気候変動に対する脆弱さ(砂漠化、沿岸部の土砂流出、生物多様性の喪失)を指摘。「木のないアフリカは魂がない…魂がなければ未来はない」として、既に発表されている山間部の植林計画、特に大規模な緑化帯を支持した。
 また、同大臣は、ベナンのヤイ大統領と会談。「エネルギーなしには可能な発展はない」として、水やエネルギーへのアクセスなど、持続可能な開発に関する多くの計画を提案した。
 GEFの貢献に必要な西部アフリカ地域の計画を確定した、今回の会議の成功を大臣は評価している。
 さらに、この機会に、同大臣は、森林とエネルギーというアフリカの2つの重点課題を強調しつつ、気候に関するEU・アフリカ一般協定を提案し、「協力して検討しよう。気候変動は取り返しのつかないものでないことを世界各国に示さなければならない」と述べた。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】

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