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環境ニュース[国内]

2008年のSEED賞受賞者 発表される

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2008.09.24 【情報源】/2008.09.11 発表

 持続可能な開発を目指す先駆的なパートナーシップを表彰するSEED賞の2008年の受賞団体に、ブラジル、カメルーン、インド、ニカラグア、タイから、5つのチームが選ばれた。それぞれの取り組みは以下のとおり。
●ブラジル:ピンターダス・ソーラー関係者が、北西部の半乾燥地域で、水効率のよい農業利水やバイオ燃料製品を開発。
●カメルーン:ガイディング・ホープ関係者は、オーガニックの蜂蜜製品をサバンナのアダモウアから国際市場に輸出。フェアトレードによる販売を行っている。コミュニティで生産した石鹸やろうそくは国際市場チェーンを構築し、カメルーン最大の高品質な輸出事業者となった。
●インド:地元企業とNGOが、イギリスの大学と協力して、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)対策に、病院で石鹸や消毒剤として使用できる抗菌剤として、ヒマラヤ・オレガノのエッセンシャル・オイルを見つけ出した。
●ニカラグア:ソーラー技術に関する大学研究センターと女性の協同組合、NGO、専門家が集まり、リサイクル太陽電池を利用したソーラー製品や地域のニーズにあった太陽熱調理器を生産・販売する協同事業を始める。
●タイ:津波による影響を受けたアンダマン海沿岸のコミュニティでは、コミュニティを基盤とする観光で雇用機会を創出し、その収入で手工芸マーケットやコミュニティ・センター、リサイクル事業、青年による保全プログラムのような地域事業を支援する計画を立てている。
 SEED賞は今年で3回目になるが、2008年は100カ国以上から400近い応募があり、民間企業から公共部門まで1629団体が共同で事業に取り組んでいる。【UNEP】

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