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環境ニュース[国内]

日本とポーランド 京都議定書に基づく排出量取引で協力する覚書に署名

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2008.10.16 【情報源】環境省/2008.10.14 発表

 日本政府とポーランド政府は、平成20年10月14日ポーランド共和国ワルシャワにおいて、京都議定書の下での共同実施(JI 注1)及びグリーン投資スキーム(GIS 注2)における協力に関する覚書(Memorandum)に署名した。
 京都議定書目標達成計画においては、国内対策に最大限努力しても約束達成に不足する差分(基準年総排出量比1.6%)について、補足性の原則を踏まえつつ京都メカニズムクリーン開発メカニズム(CDM)及びJI並びに具体的な環境対策と関連づけされた排出量取引の仕組みであるGIS)を活用することとなっている。
政府は、今後も他の東欧諸国等との交渉を進めていく予定としている。【環境省】【外務省】【経済産業省】

(注1)JIとは、先進国同士が共同で事業を実施し、その削減分を投資国が自国の目標達成に利用できる仕組みのこと。
(注2)GISとは、京都議定書第17条に基づく排出量取引のうち、排出量の移転に伴う資金を、温室効果ガスの排出削減その他環境対策を目的に使用するという条件の下で行う、国際的な排出量取引のこと。

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